20190513 劇団☆新感線 「ゲキ×シネ 髑髏城の七人 ~Season風」

二役の回。楽しみにしてました!
なるほど。最初は二役ってどうするんだろうと思ってたけど、初演~4つ目までは二役だったということもあってか、今までで一番しっくりときた回だった。

天魔王と捨之介=天と地は信長の影武者だから、3人同じ顔なんだねーという設定。
捨を天の身代わりに仕立て上げる流れ(途中と最後の2回)。
無界屋の里を二人で襲うところ。
最後、家康が捨の首を求めるくだりも納得度が高い。
途中の早変わりのところは普通に驚いた。編集してんじゃないのかと思ったわ。現場で見ていたらさぞ驚いただろう。

捨の目を覚まさせる流れは花のほうが好きかなー。
「こんなまっすぐなパンチで目覚めないのは男じゃない」的な。(あやふや)
まー今回兜かぶってるから仕方ないんだけど…。
一応、腹を刺されたところから最後も痛がるところまで、整合性は取れてるんだけどね。単純にそのセリフ(まっすぐな~)が好きなだけです。

話の流れも鳥よりもスムーズに感じた。
最初に捨が蘭に合うところとか、蘭に3日動くなというところとか。
それでも蘭が城に行く、抵抗むなしく取り込まれちゃうところ。
はえ?なんで?みたいなところがあったけど、風はスッと入ったなぁ。

 

松山ケンイチ自体見るのが久しぶりということもあって初見ではだれ?って感じだったが、天の演技と、捨との演じ分けが分かりやすくてすごいわーと思った。

 

沙霧が、最初はちょっと元気すぎて若干ずれてる?と思ったけど、今回全体的に明るい雰囲気だったので徐々になじんだ。そして最終的にはあのちょっとブサイ感じがかわいく見えてきた・・・(それでも清野菜名のほうがよいが)。
…とスタッフロールで名前を見て、え、岸井ゆきのなの?ってびっくらこいた。
ちょうどつい最近気になっていろいろ検索していたのです…。いや、ぜんぜんいいやん。何気にアクションとかもしてたし。

 

なんで天は蘭に二回ちゅーしたの??絶対間違えたと思ったわ。
一応台本通りらしいが。見た人みんな「なんで?w」と思ったんじゃないかなぁ。

 

田中麗奈
ちょっと華奢でどうかなーとおもったけど、
いい意味でいえば、田中麗奈感なく溶け込んでた。
悪い意味で言えば、残念ながらちょっとキャラが薄い。

 

生瀬
いままで一番よかった。さすがやわ。
シナリオのせいなのか演じ方のせいなのか。
一番丁寧に描かれていたように感じた。
最初に登場するのが生瀬っていうのも、全体を締めてたよなー。

 

贋鉄斎
新感線4つ目ともなると橋本じゅんさんはさすがに一目でわかるようになるわ。
贋鉄斎って最初からお笑いパートなのかなぁ。最初が古田新太ですでにハードルが上がってるので毎回違うネタを仕込むの大変そう。今回はベースは古田新太に近く、新たに蕎麦屋ネタを追加。100人切りは導入含みで謎に面白いわ。

 

兵庫も一番好きかなー。まーこれは好みが分かれそうだけど。
兵庫の兄「磯平」は97年版からずっと同じ人らしい。へー。

 

捨が本能寺に間に合わなかった理由を語るところ、これって鳥と風にしかないの?
で、途中で村が襲われてて~でもそれも髑髏党の差し金だった(?)と言ったような気がしたけどどういうこと??
いろいろ検索したけど出てこんかった。気のせいか?またぼーっとしてたかもw

 

感想見てるとやっぱり鳥の評判もいいんだよなー。もう一度見たい…わかりにくかったのは私の体調が悪かっただけかもしれん。