20190506 ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」東京の陣 ライブビューイング

2019年5月6日(月・祝)
ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」東京の陣
の、ライブビューイングを見てきました。

いわゆる2.5D演劇というものを何かしら見たいと思っていて、直近で見れそうなこれを、予備知識完全ゼロで観劇。(バレーボールの漫画ということくらいは知ってますけど。)

 

…で、とっても面白かった。
試合の演出が絶妙で、試合が終わった瞬間、スポーツ観戦しているのと同じくらいの高揚感はあったし、勝った側にも負けた側にも感情移入できた。(1試合目の1セット目が結構長くて、え、これいつまでやんの?って不安になったけど…)

高校バレーとか甲子園とかで、土壇場で勝った負けたのの部分だけをにわかで見るだけでも鳥肌立つのに、どういうバックグラウンドかを理解しながら試合が展開するので、感情移入感は大きい。この試合と回想が同時に進む演出がすごい。

元が漫画だし、設定的に音駒が勝つんだよねって思っていても、最後の「繋げ」っていうことに気づいて、その勢いのまま今までチームに貢献できていなかった2人のコンビネーションによって最後の点を入れるという流れ…アツい。見ててすごく力が入った。
話の構成はマンガ原作の通りなんだろうけど、"そのまま" 演劇になっているところがすごい。ちょっとWikiみたら今回の話は21巻~23巻の部分らしいのでそこだけでも見てみたいなぁと思った。そこだけ読んでもそのまま楽しめる気がする。そのくらい再現度が高い雰囲気があった。

6名×3チーム+アルファの登場人物すべてに(もちろん大小はあるが)何らかの見せ場があって、最後の挨拶にしてもみな(役者個人として)個性的で、がんばってて、普通に泣けるわ。千秋楽+ライブビューイングということもあってか、芝居後のコーナーで1時間以上あったんじゃないかなあ。初見でそういうのが見れて結果的にはそれもよかった。

 

芝居の内容は95%くらいずっとアクションで、、要するにずっと殺陣をしているようなもんで、しかもバレーだからすげージャンプするし・・・すごいわ。よく動くし、ちょっとでも動作間違ったらケガするんじゃないかと。

出演者のブログ見たら2/18稽古初日。で4/5が公演初日。2か月弱の稽古。そこから1か月で30公演。え、昼夜公演とかあんの?マジで死ぬで。最後のあいさつでマジで死ぬかと思った瞬間もあると言っていた人いたけど、マジやでこれは。

挨拶の感じ見ると稽古しながら現場で結構作ってた感も感じたけど、もしかすると一部メンバーはそれより前からスタッフとして関わってるのかもなぁ。そうじゃないと2か月の間で迷ってたら完成しないよなこれは。

なんかシリーズの最初の方から出演している人も数人いるみたいで、じゃあ違うチームの役をやってたのかな?(ずっと音駒が出るとは限らないよね)と思ったけどそうじゃないみたい。基本的に同じキャラは同じ人がずっとやっている。ほう・・・結構大事なチームだったのね音駒って。

 

2.5D演劇、また見たい。
テニプリが元祖的なやつらしいので、次のやつを・・・と思ったけどスケジュール見たら生観劇は残念ながら予定が合わないので、またライブビューイングがあったらいいなぁと思います。