20190604 KAKUTA 「らぶゆ」

芝居と言えば「本多劇場」らしい、という完全ニワカのミーハー精神で、とにかく本多劇場で何でもいいから観ると決めて当日突入。
突然行って何も知らずに観たけどかなり当たりだったんじゃ?それとも本多劇場はこういうレベルってことなのか?


内容について:
群像劇で結構な人数が出る。私の目が悪いのが悪いんだけど、最初は誰が誰だか少し混乱。本当に誰も知らない状態だからなぁ。しかし話が進むにつれ自然に引き込まれた。立体的な舞台構成、過去と今の交錯、それぞれの人にちゃんとフォーカスしている。震災は絡めなくても…と思ったけど、どうしようもない力に翻弄される的なテーマの具現ってことなのかなあ。
獄中で死んだひとは報われてないよね、なにか回収された?


役者について:
桑原裕子:フィリピン女性役のひと。この人が主宰なのか…すごいパワフル。
吉田紗也美:女子高生役で一人だけすげー若いなという感じはしたが、今年メンバーになったという福岡出身の子。この子を優しくリードする桑原さんとの関係が、現実と芝居がリンクしてる感がした。多田さんも福岡の人なのかー。
みのすけ:ムロに似てる。ナイロンの看板なのかー。やっぱりナイロンは見たい。