20190622 チャラン・ポ・ランタン 2019ライブハウスツアー「脱走」

チャラン・ポ・ランタン
2019ライブハウスツアー「脱走」
2019/06/22(土) 福岡ドラムロゴス

ロゴスでは2017年に最初に見て以来の2回目。
トータルでは去年イムズホールでも見たので3回目。

 

客層は相変わらず高い40~50代男性が多い、
すこし女性や若めな方も増えているようにも感じる。
たぶん全部で300人弱、開場前から並んでたのは200人くらい。
なかなかブレイクしませんね。福岡は比較的何でも少なめ感はあるが。

 

なんか麻雀がらみで何かをしていたのは
うっすらどこかで見た気がしていたが、
それがあのピエール瀧で話題になった「麻雀放浪記2020」で、
しかもヒロイン役で斎藤工に続いて2番目に名前が表記されているなんて
全く知らなかった。
それほど話題になってないってことよね…。つらい。
いやピエールが話題になりすぎたのか。
それにしてもファンの目に入らないってさー。
体当たり演技してるみたいなので、
あんまり好んでみるタイプの映画ではないけど見ようかな…。

 

1週間ほど前にアルバムが出ていることを知ってあわてて予習をした。
今までは全く予習なしに挑んでいたが、前回のを見た後に
アルバムをあらかた買っていたので、今回は完全に予習して挑みたかった。
いや、しといてよかったわ。
アルバムも初見ではまあいつもの感じ・・って感じだったけど、
聞くほどに、やっぱり完成度が高まっているのか
アルバム全体を通してよいと感じた。
予習してなかったら半分も楽しめなかっただろうなあ。

 

ロゴス前回はちょっと控えめに2段目くらいにいたと思うが、
(ロゴスは100人単位くらいのスペースごとに少し段差がついています)
今回は1段目で列的には4列目ぐらいで見れた。
めちゃ近い。ももちゃん、、かわいい、、。
なんかすごい顔パンパンだったよ・・・でもかわいい。

 

以下セトリに従って感想などを述べる。


Ale Brider
アルバムの謎言語でうたってるやつ。
今回はこのアルバムのツアーってことで、
ジャケ写のような原住民風衣装とメイクだった。
まあメイクはあっさりはしているものの、
普通メイクでもっと表情が見えやすい方が正直よかったなあとは思う。
そんなに引っ張らずに最初の曲に言ったのもテンポよくてよかったよ。
あ、そういえば開始前円陣の掛け声がもろに聞こえてきたね。ライブハウスならでは?

 

脱走
カストラート
この2曲はアルバム通りの並びで導入としてはとても良かったです。
「脱走」の掛け声は「おい!おい!」なの?「ほい!ほい!」なの?

 

メビウスの行き止まり
「脱走」で「おい!おい!」掛け声があるから、やらんかもなあと思ってたけど、
やってくれてうれしい!
たしか過去2回でも歌ってて、ライブ代表曲感があったので、
完全に予習した状態で聞けてとても盛り上がった。

 

日が昇るまで
ラララライのコールは音が低くてやりづらいわー

 

ゾクゾクうんどうかい
フランスかぶれ
お茶しよ
メドレーで、ポップな曲たち。
しかし「ゾクゾク~」「フランス~」は初めて聞いた。
「ゾクゾク~」振付がかわいい。
おかあさんといっしょなのかーみんなのうたじゃなくて。
ちょっとだけだけどおにいさんとおねえさんが歌っているのが
YouTubeに上がってて見たわ。すごいね。紅白出ないかね。
「フランス~」はメジャー1stシングルのカップリングらしい。ほー。
これもかわいい歌やった。

 

猫の手拝借
小芝居つき。イライラして忙しいっていう導入だったので、
ポジティブヒーローかなと思ったけどこれかー。
この曲好きやけど、あの時間使って芝居まで入れるほどか?
とはちょっと思っちゃったよ。

 

夢の華よ
ほぼインスト曲。メンバー紹介兼ねてって感じ。
「悲喜劇」に入ってるのでかろうじて聞いたことあるなーっていう感じだった。

 

マッドネス
春のあお
バラードコーナー。
まあこの2曲はつなげるだろうなとは思っていた。
よい曲です。

 

カレーのお誘い(小春ソロ)
小春アコーディオンソロコーナー。
各地全部変えているらしい。
「ふたえの螺旋」は持ってるのでかろうじて知ってた。
このアルバムまでインディーズなんだね。

 

100人のダディ
そのまま小春のトークからの流れ。
ダディって粘着的なファンのことだったのね・・・。
もものファンは「たのしかった~」みたいなのばっかりなのに、
小春のファンは分析的な長文の感想やらおせっかいやらが多いみたい…。
わからんでもない。
ももは「気にしぃだ」みたいなことを言っていたけどね。
「ダディは小春ちゃんが作ってるんだよ」という深いお言葉も。
もちろんももにもそういうファンいるけど、さらっと無視してんだろうなぁ。
でもそうは言ってもダディも大事(必要)みたいな空気も出しつつ。
ツンデレ?とはちょっと違うか。なんていうのこれ。

 

お惚気アベック
怒りモードからのデレデレモードの変わりっぷり。
かわいいだろうなぁと思っていたけど、やっぱりかわいかったなぁ。
口笛で客失笑してたけど、ネタとして下手なのか、そういう演出なのか微妙で。

 

ポジティブヒーロー
小芝居&お便りコーナーから入る。
好きな人と来てるけどまだ告白してません的な内容で。
(長いんで細かく書かないけど)
ミュージカル調のやりとりでそのまま告っちゃえ的な。おもろいわ。
OKでもNGでも最後は一緒に「デュ~ワ~」で締めるってのが和む。
告ったんでしょうかねー。
歌っている最中の「ガクブル」感の演技がやばすぎて爆笑したわ。
ライブの最中に爆笑って初めてやで…。

 

最後の晩餐(他会場は「ガリレオ」?)
他の会場のセトリをみると「ガリレオ」なんだけど、
歌わなかったよね?
代わりに?「最後の晩餐」は確実にどこかで歌ったと思う。
なんで変えたんだろう。「最後の晩餐」はうれしかったけどさ。
まあ「ガリレオ」はちょっとアルバム全体でみると雰囲気違うかもとは思ってたけど。
テテテテ!は歌いたかったけどねー。

 

夢を運んだアヒルの子
あの子のジンタ
前のアルバムからノれる2曲。いいねー。

 

麻イイ雀
これは端折るかと思ったけど聞いてみたら楽しかったです。
で、冒頭で書いた「麻雀放浪記2020」の話が出て初めて知ったと・・・。
客もあんまり知らない感じだったけどなぁ。
知ってたらピエール!とか声が出て失笑みたいなことがあっても
おかしくないと思うけどね。
「みたよー」みたいな声すらなかったもんなぁ。

 

進め、たまに逃げても
まあ一番メジャーな曲ってことで入れたのかな。新規向け?

ムスタファ
これも「メビウス~」と合わせて、
絶対やってほしかった曲。やっぱいーわ。
こういう昔からの定番曲は曲数のストックが増えるほどに
やらなくなっていく(aikoのPOWER OF LOVEみたいな?)ので、
メビウス~」と「ムスタファ」どちらも聞けるのって
これが最後かもとも思っちゃう。
でも曲時間が短いからぶっ込めるかなぁ。
アンコールとかでも!おねがいします。

 

ほしいもの
そろそろ終わりかなと思ったところで意外とこれきた。
まーストレートにいい曲ですよ。

 

最高
絶対最後の曲だと思ってた。そしてやっぱり最高だった。
曲前のMCでの小春の思い。なるほどねーと。がんばってほしいわ。
で、終わってから「さいこー」ってすごく叫びやすくて
いままで一番叫んだわー。確実に声が届く距離っていうのもあったけど。
最後のパートを3回も繰り返して、
フォークダンス的なパフォーマンスで笑いを取りつつ
ステージ裏にはけたと思ったらすぐ出てきて
メンバー集まって挨拶してからそのままアンコールへ。

 

Ale Brider
「ページをめくって」かなーと思ったら全然違くてまたこれ。
まあみんなで歌いまくってよかったんだけど若干消化不良感はあります。
さらにアンコールあるやろって思ったもんね。
まーでも「最高」で終わり!っていうほうが今回のツアーの
メッセージとしてはきっちりと締まるかぁ。

 

てことでアルバムで歌わなかったのは
「ページをめくって」「ガリレオ」「猛獣使いのマリー」
「マリー」はまあわかるとして、
「ページをめくって」は結構前の曲だから?前のツアーで歌ったような気もする。
(ていうかツアータイトルに入ってたわ)
あれ「ガリレオ」も前歌った?そういわれてみればそんな気もしないでもない…。

 

あとはやっぱり私自身がチャランポを知るきっかけになった
「Sweet as suger」を聞きたいけどやる可能性かなり低いよなぁ。

 

全体的に、
私が慣れたせいもあるかもしれないけど
棘っていうか、毒味っていうか、そういうのが取れてとても聞きやすく、
単純に音楽にノレたって感じが強い。
もちろんメッセージはとても感じたんですけど
それが苦悩みたいなのは感じつつも悲壮感がないというか。

 

…そういえば豚持ってなかったな。
まあもういいとは思う。

 

バンドメンバー:
サックス オカピ
バイオリン ベチコ
ドラム ふーちん
べース さくらん